しましま曜日

  

裸眼で３Ｄ映像が楽しめると評判になった任天堂のゲーム機
「ニンテンドー３ＤＳ」が異例の大幅値下げとなりました。
２万５０００円で発売していた人気ゲームが、たった半年で
４０％も定価が下がったことになり、発売当初に購入した
ファンにとっては複雑なニュースとなりました。

ゲーム機の定価は時間がたつにつれて値下がりすることは
ありますが、たった半年で１万円も値下がりすることは
異例中の異例です。発売当初に購入したユーザーへの
お詫びとして、任天堂はソフトをプレゼントして対応すると
発表しています。

今回の大幅値下げに対して任天堂は、「対応ソフトが
充実する年末商戦に向けニンテンドー3DSの普及に勢いを
付けるため、値下げを実行することにした」と発表していますが
この値下げは国内だけにとどまらず、今後は海外でも３ＤＳの
値下げに踏み切ることを明言しています。

また、任天堂はウェブサイトで岩田社長のコメントも発表して
います。ウェブ上で岩田社長は、「発売から半年も経過せずに、
しかもこれほど大幅な値下げをしたことは、任天堂の過去の
歴史にはありませんでした。このことは、いちばん最初に
ニンテンドー3DSを応援してくださったみなさまからのご信頼を
損ない、ご批判を受けかねないことだと痛感しております」と
お詫びのコメントを掲載しています。

早期購入者に対するプレゼントは「アンバサダー・プログラム」
というプロジェクトの下に行われ、「スーパーマリオ
ブラザーズ」「ゼルダの伝説」など、ファミコン・
バーチャルコンソールの10タイトルが無償配信されます。
さらに「スーパーマリオアドバンス3」「マリオカート
アドバンス」など、ゲームボーイアドバンスの
バーチャルコンソールタイトル10タイトルも年内に無償配信
されるようです。